XM(エックスエム)マイクロ口座の特徴
XMマイクロ口座は、取引通貨量が少ないのが特徴です。
FXの資金が少なく(1万円以下)少額でFXトレードの経験を積みたい人におすすめです。
主な特徴としては以下の通りです。
・1ロットあたり1,000通貨
・最小取引数量が10通貨
・最大取引数量が10万通貨
ここでは、マイクロ口座のスペックやその他の口座と比較するなどをして分かりやすく解説していきましょう。
因みにマイクロ口座の詳細は、XM取引口座タイプでも確認できます。
基本スペック XM マイクロ口座編
XM マイクロ口座の基本スペックを紹介します。
・最大レバレッジ:888倍
・取引手数料:なし
・1ロットの単位:1,000通貨
・最小取引量:10通貨(0.01ロット)
・最大取引量:10万通貨(100ロット)
・最低入金額:500円
・スプレッド目安:USD/JPY1.6pips
・注文方式:STP(FX業者がスプレッドに利益を上乗せ)
マイクロ口座の特徴は、1ロット通貨量が1,000通貨と小さいことです。
また最小取引量も10通貨なので、わずかな資金でFXトレードに挑戦できます。
しかしFXは、取引数量が大きいほど、得られる利益も大きくなることも事実です。
通貨量の少ないマイクロ口座では、あまり大きな収益を得られにくいと考えてください。
大きく利益を出したいと考えているのであれば、スタンダード口座をおすすめします。
マイクロ口座のスプレッド
スプレッド | マイクロ口座 | スタンダード口座 |
---|---|---|
USD/JPY | 1.6pips | 1.6pips |
EUR/JPY | 2.3pips | 2.3pips |
GBP/JPY | 3.6pips | 3.6pips |
AUD/JPY | 3.3pips | 3.3pips |
NZD/JPY | 3.0pips | 3.0pips |
EUR/USD | 1.7pips | 1.7pisp |
GBP/USD | 2.1pips | 2.1pips |
※2022.2月時点の平均スプレッド
マイクロ口座とスタンダード口座のスプレッドは同じくらいです。
USD/JPY 1.6 pipsは、海外FXの中では平均レベル。
裁量トレードをやる分には問題のない広さです。
詳しいスプレッド内容についてはXM公式の「取引→FX取引」でご確認できます。
マイクロ口座の通貨ペアは57種類。CFD取引も可能
XMマイクロ口座では57種類の通貨ペアを使えます。これはスタンダード口座と同じ種類の数になります。
マイクロ口座はゴールドや原油などのCFD取引可能で、株価指数やエネルギー、レアメタルなどにもレバレッジ投資ができます。
ただしCFD取引の最大レバレッジは888倍ではありません。
また取引時間もFXとは異なります。
海外FXが初めての人は、FXに慣れてからCFD取引に挑戦してみてはいかがでしょうか。
XM マイクロ口座のメリット
XM マイクロ口座には以下のようなメリットがあります。
最小取引単位がとにかく少ない10通貨
レバレッジはスタンダードと同等の888倍
100%/20%入金ボーナスがもらえる
ロイヤルティプログラムが適用される
基本的にはスタンダード口座の下位互換という認識で良いです。
それでは、各メリットについて解説していきます。
マイクロ口座の最大のメリットは、1ロットあたりの取引通貨量が小さいこと。
最小取引単位が10通貨で1ロット単位は1,000通貨。
少ない資金(500円〜10,000円)でFXトレードに挑戦可能なので、実際にリアルマネーで取引をするのがどういう事か体験してみたいFX初心者の方におすすめです。
またFXトレード経験者の方でも、更なるトレード経験を積むといった練習に最適な口座ともいえます。
ただ少額トレードになるので、1回あたりのトレード収益が1ロットおよそ200円〜1,000円程度と少なくなります。
まとまった利益が確保しにくい為、モチベーションの維持がしにくくなりがちです。
マイクロ口座はあくまで練習する為の口座と割り切った方が良いといえるでしょう。
FXトレードの感覚が掴めてきたら、取引数量の多いスタンダード口座に移行しましょう。
XM マイクロ口座の最大レバレッジは888倍。
少額の資金で高いレバレッジのFXトレードを楽しめます。
国内FXではどんなに高くても最大レバレッジが25倍なので訳が違います。
わずかな資金でも多くの資金で取引が出来るので、国内FXよりも高い収益率が見込めるので大胆なトレードが可能です。
このレバレッジの高さで圧倒的な収益率を出すことが、海外FXで取引をする醍醐味といえます。
XM マイクロ口座では入金ボーナスが獲得でき、FXトレードの証拠金として使用可能。
入金ボーナスの詳細は以下のようになります。
・最大5万円の100%入金ボーナス
・最大45万円の20%入金ボーナス
入金ボーナスだけで最大50万円相当の金額がもらえるのは魅力的です。
入金ボーナスを活用することで、証拠金に余裕が生まれ強気なトレードが可能です。
特に入金ボーナス100%である5万円は是非とも活用したいですね。
注意点として、このボーナスは出金できないボーナスになるので、あくまで証拠金の足しに活用する為のものだということを理解しておいて下さい。
また入金ボーナスがもらえるのはスタンダード口座とマイクロ口座のみです。XM Zero口座ではもらえません。
XM マイクロ口座は、ロイヤルティプログラムに参加できます。
ロイヤルティプログラムとは、XMが取引する毎に実施しているポイント付与キャンペーンのことです。
FXトレードを繰り返すことでXMポイントがもらうことができ、証拠金ボーナスと交換できます。
ロイヤルティプログラムは、スタンダード口座とマイクロ口座でのみ利用可能で、マイクロ口座でも0.01ロットからXMポイントがもらえます。
このポイント制度は上限がなく、多く取引をすればするほどその都度ポイントが付与されるので、うまくやりくりすればXMポイントボーナスだけで取引可能です。
XM マイクロ口座のデメリット
一方、XM マイクロ口座には以下のようなデメリットがあります。
・最大取引単位が10万通貨と少ない
・大きな資金を動かす際の取引度胸が身につかない
最大取引単位が10万通貨と少ないので、スタンダード口座より利益が小さくなることです。
それでは、デメリットについて解説していきます。
XM マイクロ口座の最大取引単位は10万通貨。
スタンダード口座の最大取引単位は500万通貨なので、スタンダード口座の50分の1です。
FXトレードは基本的に取引をする通貨量が多いほど、得られる利益も大きくなります。
そう考えると、最大取引単位が少ないマイクロ口座だと、得られる利益も小さくなります。
XM マイクロ口座は1ロット1.000通貨。
1,000通貨は資金の少ない方には、非常に手が出しやすいです。
ただ1,000通貨で取引した場合、1回のトレードで得られる利益は微々たるもの。
例えば、USD/JPY(アメリカドル/日本円)を1,000通貨で取引をおこない、20pips稼いだとします。
この場合、稼いだ利益は日本円で200円になります。
これなら、仕事やアルバイトをしていた方が全然稼げます。
FXの醍醐味は、少ない資金にレバレッジをかけて大きな資金を動かし、大きな利益を得ることです。
マイクロ口座を使い続けていては、いつまでたっても大きな資金を運用する度胸が身に付きません。
マイクロ口座は、FXの練習する場と割り切ってトレードの感覚が身に付いたら、スタンダード口座を開設するのも良いかもしれません。
マイクロ口座と他の口座タイプを徹底比較
ここまでXM マイクロ口座のメリット・デメリットを解説してきました。
ただXMには3つの口座タイプがあります。
という事は他の2つとの違いを知っておきたいですよね?
そこでマイクロ口座と、スタンダード口座・XM Zero口座をそれぞれ比較していきます。
スタンダード口座 | マイクロ口座 | XM Zero口座 | |
---|---|---|---|
レバレッジ | 888倍 | 888倍 | 500倍 |
最小取引単位 | 1,000通貨 | 10通貨 | 1,000通貨 |
最大取引単位 | 500万通貨 | 10万通貨 | 500万通貨 |
1ロット通貨量 | 10万通貨 | 1,000通貨 | 10万通貨 |
最低入金額 | 500円 | 500円 | |
取引手数料 | 無料 | 無料 | 1ロット:10ドル |
発注方式 | STP | STP | ECN |
入金ボーナス | あり | あり | なし |
XMポイント | あり | あり | なし |
CFD取引 | あり | あり | なし |
※2021年8月22日より、XMのゼロ口座の最低入金額がスタンダード口座、マイクロ口座同様500円(5ドル)からと変更になりました。
口座タイプの比較は取引口座タイプでもできます。
次の項目からは、比較表でフォローしきれなかった部分を解説します。
マイクロ口座 と スタンダード口座の比較
マイクロ口座とスタンダード口座の違いを比較します。
マイクロ口座 | スタンダード口座 | |
---|---|---|
1ロット | 1,000通貨 | 100,000通貨 |
最大取引単位 | 100,000通貨(100ロット) | 5,000,000通貨(50ロット) |
最小取引単位 | 10通貨 (0.01ロット) | 1,000通貨 (0.01ロット) |
スプレッド(USD/JPY) | 1.6pips | 1.6pips |
最大レバレッジ | 888倍 | 888倍 |
入金ボーナス | あり | あり |
ロイヤルティプログラム | あり | あり |
CFD取引 | あり | あり |
基本的なサービスは、マイクロ口座・スタンダード口座に違いはありません。
大きな違いは取引通貨量にあります。
マイクロ口座は取引通貨量が少ないので、トレードで得られる利益が小さくなります。
練習するならマイクロ口座、納得のいく利益を出したいのであればスタンダード口座だと考えれば分かりやすいです。
マイクロ口座とXM Zero口座の比較
マイクロ口座とXM Zero口座の違いを比較します。
マイクロ口座 | XM Zero口座 | |
---|---|---|
1ロット | 1,000通貨 | 100,000通貨 |
最大取引単位 | 100,000通貨 | 5,000,000通貨 |
最小取引単位 | 10通貨 | 10,000通貨 |
スプレッド(USD/JPY) | 1.6pips | 0.1pips |
最大レバレッジ | 888倍 | 500倍 |
入金ボーナス | あり | なし |
ロイヤルティプログラム | あり | なし |
CFD取引 | あり | なし |
最低入金額 | 500円 | 10,000円 → 500円 |
※2021年8月22日より、XMのゼロ口座の最低入金額がスタンダード口座、マイクロ口座同様500円(5ドル)からと変更になりました。
XM Zero口座は、スプレッドが狭いことからスキャルピングトレード向き。
XM Zero口座では入金ボーナスがもらえない上に、ロイヤルティプログラムも適用されず、CFD取引もできないので、あまりXMで得られる恩恵がないのが、残念なところではあります。
それでも構わずスキャルピングトレードをするならXM Zero口座、少額トレードをするならマイクロ口座を開設するのが良いと判断します。
XM マイクロ口座の総合評価
ここまで、XM マイクロ口座の特徴とその他の口座との比較をしてきました。
以上のことから評価として挙げるのであれば
・少額でも良いから、とにかく海外FXで取引の練習をしてみたい方
・初心者で不安もあるけど、リアルマネーで取引したい方におすすめ
XMマイクロ口座は、基本的に資金が少ない人向けに適した口座です。
1ロット通貨量が1,000通貨と少なく、1万円以下の少ない資金でもトレード可能です。
ただ海外FXの最大の利点は、高いレバレッジで取引数量を増やし、収益効率を高めることにあります。
マイクロ口座で1,000通貨運用しても、得られる利益は200円〜1,000円程度なのも事実です。
マイクロ口座は、将来的にスタンダード口座を開設して取引をする為の足掛かりとして利用目的すると良いのかもしれません。
何事も、実際に取引してみないと分からない事が多いです。
XMで口座開設をしてより良い資産形成をしていきましょう。