XMのデメリットって何?

前回の記事ではXMのメリットについて紹介させていただきました。
当然のことながら、メリットがあるという事はその反面デメリットもあります。
今回はデメリットに関しての注意点を紹介していきます。

 

XMの4つのデメリット

 

信託保全されていない

海外FX業者を利用する上で一番心配なことは、万が一利用している海外FX業者が倒産してしまった場合、預けている口座資金はどうなるのか?だと思います。

 

国内FX業者だと、信託保全が義務化されているので、業者が破綻した場合でも証拠金や利益は全額返還されます。

 

一方XMは信託保全サービスではありませんがユーザーの資金に対し最大100万ドルまで補償を設けられています。

 

完全信託保全ではないため預けた資金が全額保証されるとは限りません。

 

とは言ったものの、補償としては最大100万ドル(約1億700万円)である為、巨額な資金を預けているトレーダーでない限りそこまで心配する事はないです。

 

上記の補償金額を考えると、上級トレーダーは100万ドル以上の資金を預けないようにして、こまめに出金するなどをして資金管理をすれば問題ないでしょう。

 

むしろ、海外FX業者の中には資金補償が一切ない業者も多いので、XMは安全な方だと言えます。

 

スプレッドは狭いとは言い難い

XMのスタンダード口座におけるスプレッドは、その他の海外FX業者と比較してみると決して狭くはありません。

 

そのかわりスプレッドがあまり狭くない分、XMポイントなどのサービスでこのデメリットを補っていると考えられます。このボーナス制度に魅力を感じられない方にとっては、スプレッドがもっと狭い業者を選ぶ方が良いです。

 

しかし、XMではスプレッド競争に対抗するため最狭スプレッドを目指した『ZERO口座』が用意されていますので、そちらも検討してみることをおススメします。
この『ZERO口座』の方はスプレッドは狭いものの取引手数料が必要となりますので、大きな資金でスキャルピングを検討している方にとっては『ZERO口座』の方がコストが下がってきます。

 

証拠金残高によりレバレッジ規制がかかる

XMでは、口座残高の合計が2万ドル(約200万円)を超えると、レバレッジ888倍から200倍に制限され、さらに10万ドル(約1,000万円)を超えるとレバレッジが100倍に制限されます。

 

また口座を複数持っていた場合であっても、全ての口座合計証拠金額が2万ドルを超えると制限がかかります。

 

なのでレバレッジ888倍を常に維持したい方は、2万ドルを超えないように出金することをおススメします。

 

しかし、口座残高の合計が2万ドルを超えレバレッジが制限されたとしても、その後出金をして口座残高を2万ドル以下にし問い合わせメールにてレバレッジ制限解除をお願いすればまた888倍で取引可能になります。

 

大きな利益を得るとその分税金も増える

XNは海外FX業者となるので、XMで得た利益は「累進課税」となります。

 

この累進課税は収益が大きくなるほど税率が上がる仕組みとなっているので、仮に4,000万以上利益を得た場合、45%の税金が課せられます。
ゼロカット制度やハイレバレッジでの大きな利益を得やすい反面その分得られた利益に対しての税率の高さにも注意が必要です。

 

また、専業トレーダーと兼業トレーダーとでは税率計算の違いや、海外FX特有の節税対策などもあるので、口座開設前に把握しておくのも良いでしょう