ストックFXスタイル〜30代から目指す億トレーダーへの道〜

取引ツールの中でも、MT4はユーザーから高い評価をされている為、使用されているトレーダーも多い人気のある取引ツールです。

 

XMでは、インストールして使うMT4以外にも、WebへアクセスするだけでMT4が使用できるXM Web Trader(XMウェブトレーダー)が用意されています。

 

ウェブトレーダーとはブラウザ上で取引を行うことが出来るプラットフォームのことで、残り二つのMT4・MT5とは違って、XM公式が提供しているものです。

 

MT4・MT5とウェブトレーダーはそれぞれメリットとデメリットがあります。結論から言うと「ウェブトレーダーよりもMT4・MT5の方が優れている」と言えますが、使い分ける事によって、今までよりも幅広い取引が可能になるので、Web Traderを使う価値は充分にあります。

 

今回はXM Web Trader(XMウェブトレーダー)についての基本的な使い方や機能、インストール版にはないメリットや注意点について詳しく解説していきます。

 

 

XM Web Traderを使用するメリットは以下の通り。

それでは、各メリットについて解説していきます。

 

XM Web Traderはインストールする必要がない

XM Web TraderはWebにアクセスして使用するので、わざわざMT4/MT5をパソコン上にインストールしなくても取引ができるメリットがあります。

 

取引ツールとインストールすると当然パソコンの容量は少なくなってしまいますし、パソコンへ余計な負担も掛かってしまいます。

 

XM Web Traderを使用すればパソコンへの負担はほぼありませんので、ノートパソコンなど容量の少ないパソコンを使用している方にはとって利用しやすいツールと言えます。

 

Webからアクセスするだけで取引可能

Web Traderはインターネットへアクセスできる環境であれば、いつでもトレードが可能になるのでとても便利です。

 

IDとパスワードを入力さえすれば、自分のパソコン以外でも使用できます。言ってしまえば、パソコンとネット環境が揃っていれば、どこにいても取引が可能になるという事です。

 

だだ、ID・パスワードを入力しなければいけないので、情報が流出するのが心配な方は外部のパソコンを使用して取引をするのは、極力避けた方が賢明です。

 

バックアップの代わりとして使える

インストール版やスマホアプリ版のプラットフォームがシステムトラブルにより一時的に取引ができない場合がないともいえません。

 

そんな時、XM Web Traderであれば取引できる可能性があります。

 

XMからは「どちらか一方だけが使えるというのは考えにくい」と回答されていますが、「システムトラブルの時でもWeb Traderでは取引できました」という事例もありますので、ちょっとしたバックアップとして使ってみるのも良いかもしれません。

 

チャート画面から入出金画面へ直接移動できる

インストール版で入出金をする時は、別タグを開いてXMのホームページにアクセスする必要があります。そのため、少しでも速く入金したいと思っていても時間が掛かってしまいます。

 

急いで入金する必要がない時は、それでも良いのですが、FXでは相場の急変動により急いで入金したい場面に直面することがないとも言えません。

 

XM Web Traderであれば、チャート画面から会員ページへ直接アクセスできるので取引時に入金が必要になっても時間の短縮に繋がります。

 

もし分からない事や疑問に思っている事があった場合でも、同一画面上の「サポート」をクリックすればお問い合わせの画面に移動されるので、すぐに質問ができます。

XM Web Traderのデメリットは以下の通り。

他のプラットフォームより動作が少し遅い

XM Web Traderを使用している方の口コミを調べてみると、XM Web Traderは他のプラットフォームと比べると動作が遅く感じられると言う意見が多く見受けられます。

 

普通に取引をする分には全く問題ありませんが、動作が遅い＝約定力が低くなるということに繋がるので、短時間トレード(スキャルピング)を考えている方には、あまり向いていないと言えます。

 

カスタムインジケーターや自動売買を使ったトレードができない

XM Web Traderは、およそ31種類ものインジケーターが最初から使えます。

 

しかし、インストール版ではカスタムインジケーターが自由に導入できるのに対し、WebTraderでは導入することができないデメリットがあります。

 

カスタムインジケーターを取り入れてる方にとっては、物足りなく感じられます。

 

またXM Web Traderでは自動売買もできないので、取引する時は全て手動になります。

 

複数のチャートを表示させるのに手間がかかる

インストール版では異なる通貨ペアや時間足のチャートが同一画面上で表示できますが、XM Web Traderは複数のチャート画面を同時に表示することができません。

 

複数表示する事ができないわけではないのですが、少し手間が掛かるデメリットがあります。

 

一応、XM Web Traderでチャート画面を複数表示させる手順を説明します。

 

以上が「Web Trader」で複数画面チャートを表示させる手順です。

 

インストール版と比べると、表示させるのに手間が掛かってしまいますが、この方法を活用すれば違う口座同士でもチャート画面を複数表示できるので、複数口座があった場合でも1画面で管理が可能なので便利です。

XMではパソコン用取引プラットフォームとして、ブラウザで使える「XM Web Trader」とダウンロードして使う「MT4/MT5」が提供されていますが、どう違うのか気になりますよね？

 

「XM Web Trader」とインストール版の「MT4/MT5」の違いは以下の通り。

	XM Web Trader	MT4/MT5
起動までの時間(手間)	約2分	即起動
表示できるチャート数	1銘柄	上限なし
インジケーター数	31種類	MT4：51種類 MT5：97種類
インジケーターのカスタマイズ	低い	高い
設定の自由度	低い	非常に高い
カスタムインジケーター	導入不可	導入可能
自動売買(EA)	使用不可	使用可能

XM Web Traderは取引プラットフォームとしての性能は決して悪くはないのですが、比較対象であるMT4/MT5はプラットフォームとしての性能が他よりも優秀過ぎるので、どうしても見劣りしてしまいます。

 

それでは、これから違いについて詳しく解説していきます。

 

Web Traderでは表示されるチャートは1つだけ

インストール版のMT4/MT5では、表示できるチャートの数に上限がないので、好きなだけ画面上にチャートを表示することができます。

 

一方、XM Web Traderでは1度に表示できるチャート数が1つだけという制限があります。

 

モニターの大きさや個数によって状況が変わりますが、実際に複数表示させて取引することを考えると最大で10〜12チャートが限界だと思います。

 

しかし、数種類の銘柄を同時に確認したり、時間足を変えた同銘柄を確認したりする場合は、複数チャートは非常に重宝されます。

 

どうしてもWeb Traderで複数チャートを表示させてトレードがしたい場合は、多少手間は掛かりますが、先程記載した方法であれば複数表示させてトレードが可能なので試してみてください。

 

インジケーター数とカスタマイズ

XM Web Traderで使えるインジケーターの数は31種類なのに対して、MT4では51種類、MT5では97種類と設定されており、最初から使用可能なインジケーターの数にも大きく違いが見られます。

 

数に違いがあっても、Web Traderで使えるインジケーターはテクニカル分析をする上でも使用頻度が多いものばかり揃っているので、トレードする分には全く気にならないので安心してください。

 

しかし、Web Traderのインジケーターでは、「インジケーターの色と線の太さ」と「オシレーターのレベル表示」が固定されているのが、気になるところです。

 

移動平均線などは時間別に色を変えた線を表示するのが一般的ですし、オシレーターも設定期間を変えることでレベルも変わってくるので、この2点が固定されると少しチャートが見づらく感じられるかもしれません。

 

インジケーターを細かく設定して取引したい場合は、インストール版のMT4/MT5を使った方が分析もしやすいです。

 

インストール版MT4/MT5の方が自由に設定可能

背景色・チャート色、気配値の表示、定型チャートの保存、などの機能にも違いがあり、自分好みに自由に設定をするならば、インストール版のMT4/MT5を使用することをお勧めします。

 

	XM Web Trader	MT4/MT5
チャート表示数	1銘柄のみ表示	表示数・表示位置などカスタマイズ可能
チャートの色	3パターンのみ	143種類から自由に設定可能
気配値などの移動	表示切替のみ可能	表示切替・移動が可能
定型チャートの保存	保存不可	保存可能

 

特にWeb Traderでは、チャートの背景色とローソク足の色が自由に選択できない点が非常に残念だと感じられました。

 

チャートの組み合わせパターンは以下の通り

この決められた3パターンの組み合わせでしか表示できないため、設定の自由はほとんどありません。

 

また、「定型チャート」の保存機能がない為、通貨ペアを変更すると設定した色やインジケーターも元に戻ってしまいます。

 

カスタムインジケーターが導入できない

インストール版のMT4・MT5ではカスタムインジケーターが導入できるので、インジケーターやサインツールを自由に追加できますが、Web Traderでは、このカスタムインジケーターを新たに導入しての取引ができません。

 

必要最低限のインジケーターは揃っているので、取引する分にはあまり影響がありませんが、カスタムインジケーターを使って取引がしたい方は、インストール版で取引する事をお勧めします。

 

自動売買を使用した取引ができない

Web Traderでは、自動売買システムを使った取引ができません。

 

ブラウザ上で使える「XM Web Trader」の利点は24時間パソコンに負担を掛けずに稼働できることです。

 

もしXMで自動売買ツールを稼働させて取引をしたいと考えている場合は、素直にインストール版のMT4/MT5を使用して取引する事をお勧めします。

 

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ここからはXM Web Traderの使用方法について紹介していきます。

 

XM Web Traderの起動方法

まず始めにXMの公式サイトにログインします。

 

アカウントをお持ちでない方は、口座開設から行なってください。詳しい口座開設方法は以下の記事にて解説しておりますので、併せてご覧ください。

口座開設は24時間以内に審査が完了するのでその後にログインが可能になります。

 

起動手順(MT4)

入力情報が間違っていなければ、ログインが完了です。

 

この状態で「お気に入り」に登録しておけば、いつでもログインした状態で立ち上げる事ができるので、お試しください。

 

Web Traderの各種機能説明

次に各機能を説明していきたいと思います。

 

Web Traderは日頃からMT4/MT5を使用して取引を行なっている方なら、動作がほとんど同じなので直感的に操作ができます。

 

そこでWeb Traderを使用するに当たってインストール版のMT4/MT5と使い方が違う点について詳しく解説していきたいと思います。

 

チャートの基本設定

チャートの背景などの基本設定の手順は以下の通り

プロパティで設定できる項目

基本的に「表示などのON/OFF」が設定可能範囲なので、細かい色の指定などの設定はできません。

 

また「定型チャート」として保存する機能が無いので、1度設定しても銘柄が変わるごとに1から設定しなくてはいけないのでご注意ください。

 

各種機能の動作説明

これから画面上部のツールでは、どのような動作が行えるのか説明します。。

 

�@ 表示

 

「表示」ボタンでは気配値とツールボックスの表示・非表示を選択できます。

 

気配値とは通貨ペア別の買値・売値の目安の事でチャート画面上では、左側に「気配値表示」で表示されています。またスプレッド幅などの確認もできます。

 

ツールボックスでは、保有中のポジション状況や過去の取引した履歴が確認できます。

 

気配値とツールボックスは画面の幅の調整は可能ですが、移動はできないので、必要ないときは非表示にするとチャートが見やすくなります。

 

�A 挿入

 

「挿入」ボタンでは、移動平均線やボリジャーバンドなどの各種インジケーターが使用できます。

 

その他に、水平線やトレンドラインなどの各種ライン等も、この挿入ボタンから使用できます。

 

�B チャート

 

「チャート」ボタンでは、バーチャート・ローソク足・ラインチャートなど、自分や見やすいチャート表示の切り替えが可能です。

 

その他にも自動スクロールのON/OFFなどもできます。

 

�C 新規チャート

 

新しい通貨ペアを表示したい時は、この「チャート」ボタンをクリックすると、各フォルダが出てくるのでフォルダの中から表示したい通貨ペアを選ぶ事ができます。

 

また「チャート」ボタンからでなくても、「ファイル」から新規チャートを表示させることもできるので、試してみてください。

 

�D 新規注文

 

「新規注文」ボタンをクリックすると、注文画面が表示されます。数量(ロット数)を決めて「売り」・「買い」を選択すれば取引が開始されます。

 

注文画面はチャート上で「右クリック」→「取引」→「新規注文」からでも表示させることができます。

 

�E 通貨ペア

 

「通貨ペア」ボタンをクリックすると、インストール版MT4/MT5の「通貨ペアリスト」と同じように各フォルダが表示され、そこから通貨ペアを確認することができます。

 

Web Traderを立ち上げた時、通貨ペアが多く表示されている状態なので、少し見づらいと感じると思います。

 

「通貨ペア」ボタンから、各通貨ペアごとに表示のON/OFF設定ができるので、必要な銘柄のみ表示状態にした方が使いやすい場合は、それ以外の通貨ペアを非表示設定に変更してください。

 

�F 各種ライン等

 

XM Web Traderで使用可能なラインは以下の5種類です。

ラインとしては必要最低限のものが使用可能なので、取引する分には問題ないと思います。しかし、線や入りの種類が自由に設定できないので人によっては見づらく感じるかもしれません。

 

描き加えたラインを削除する方法は、削除したいラインを選択したら「右クリック」→「オブジェクトを削除する」をクリックすれば削除可能です。

 

その際に、「すべて削除」を選択するとチャート上に表示されている全てのラインが削除されるのでご注意ください。

今回はXM Web Traderの起動手順や使い方について解説してきました。

 

最後に今回のポイントとなる情報をまとめて終わりにしたいと思います。

MT4/MT5をメインで使っている方からすると、XM Web Traderでは設定やインジケーターの種類が限られてくるので、わざわざWeb Traderを使って取引をするメリットは少ないと言えます。

 

しかし、MT4/MT5が何らかの理由で使えない時のバックアップツールとして使用できるメリットがあります。

 

また操作方法もMT4/MT5とほぼ同じなので、普段からMT4/MT5を使って取引をされている方なら、初めてXM Web Traderを起動する場合であっても、スムーズに取引ができるのも嬉しいポイントです。

 

基本的に初心者の場合であっても、メインで取引をするならばインストール版のMT4/MT5で取引するのが１番良いと思います。

 

XM Web Traderちょっとした取引やバックアップと使う分には問題なく使えるので、そう言った場面では最適のツールと言えるでしょう。

 

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