XM Zero(エックスエム ゼロ)口座の特徴

XM Zero口座はスプレッドが非常に狭いのが特徴です。

 

取引回数の多いトレード手法などスキャルピングトレードと相性が良いでしょう。

 

この記事では、XM Zero口座のスペックやその他の口座と比較するなどをして分かりやすく解説していきましょう。

 

因みにXM Zero口座の詳細は、XM取引口座タイプでも確認できます。

 

XM公式サイトリンク

基本スペック XM Zero口座編

XM Zero口座の基本スペックを紹介します。

・最大レバレッジ:500倍
・1ロット単位:10万通貨
・最小取引単位:1,000通貨
・最大取引単位:500万通貨
・最低入金額:10,000円
・スプレッド目安:USD/JPY 0.1 pips
・ロイヤルティプログラム:なし
・CFD取引:なし
・ボーナス:3,000円口座開設ボーナスのみ(入金ボーナスなし)

 

何と言っても1番の特徴としてスプレッドが非常に狭いことです。

 

ドル円で見てみると0.1pipsと驚異的な狭さです。

 

しかし、得られるボーナスは口座開設ボーナスのみなので、残念ながら入金ボーナスは得られません。

 

その他にも、CFD取引やロイヤルティプログラムなど、XMの基本的なサービスが使えなくなっているのも特徴の1つといえるでしょう。

XM Zero口座のメリット

XM Zero口座のメリットは、

スプレッドが極端に狭いこと(USD/JPY 0.1 pips)

この1点につきます。

 

スプレッドが狭い=取引コストも安くなるということです。

 

特にスキャルピングトレードといった取引回数の多くなるトレード手法だと、取引コストがかなり節約できます。

 

ではここで、スプレッド比較をしてみましょう。

・XM Zero口座:1.1 pips(0.1 pips + 1ロット10ドル)
・スタンダード口座:1.8 pips

その差は実に0.7pips。
この0.7pipsが大きいとみるか少ないとみるか様々な意見があると思います。

 

しかし、取引回数の多いスキャルピングトレードだと、0.7pipsの違いは非常に大きいです。

 

スキャルピングトレードで利益を出すのであれば、スプレッドは出来るだけ狭くするのが必要不可欠。
XM Zero口座はスキャルピングトレードをするトレーダーと相性が良いのです。

XM Zero口座のデメリット

スプレッドが非常に狭いメリットがあれば、もちろんデメリットもあります。

 

取引手数料が他より高い(1ロット10ドル)

XM Zero口座の取引手数料は1ロット10ドルで他の海外FX業者と比べて高めです。

 

中でもECN口座の取引手数料が安いといわれているのは以下の2社。手数料は1ロット10万通貨あたりです。

 

AXIORY:6ドル/lot
Tradeview:5ドル/lot

 

ご覧の通りTradeviewの取引手数料が1ロット5ドルと、XM Zero口座の半分です。
ただしTradeview(ECN口座の場合)での最大レバレッジは200倍と低め、XM Zero口座の場合最大レバレッジは500倍なので好みの問題になります。
因みにAXIORYでの最大レバレッジは400倍です。

 

最大レバレッジ500倍なので、必要証拠金が増えてしまう

XM Zero口座の最大レバレッジは500倍。一方スタンダード口座・マイクロ口座の最大レバレッジはというと888倍。

 

他の2つの口座と比べると最大レバレッジは低めです。

 

レバレッジが低くなる=必要証拠金が増えるということ。

 

それでは実際に必要証拠金を比べてみましょう。

 

アメリカドル円1万通貨を注文した場合必要な証拠金は、XM Zero口座とスタンダード口座で以下のようになります。

・XM Zero口座:2,200円
・スタンダード口座:1,200円

必要証拠金がXM Zero口座では、スタンダード口座と比べると1.8倍ほど高くなっていることが分かります。

 

レバレッジが高い=必要証拠金は少なくなる。
資金の少ない人で取引をするのであれば、レバレッジがより高いスタンダード口座を利用するのも選択肢のひとつです。

 

XMで証拠金を計算するなら、FX証拠金計算ツールといったのが公式サイトにありますので活用してみては如何でしょうか。

 

ロイヤリティプログラムが適用されない

XM口座の魅力の1つであるロイヤリティプログラムなのですが、残念ながらXM Zero口座では適用されません。

 

ロイヤリティプログラムは、トレードをするごとにXMポイントが貯められるサービス。貯めたポイントはボーナスに交換して、FXトレードの証拠金に使えます。

 

海外口座初心者で少ない資金で取引をしている方にとってこのキャッシュバックサービスは非常にありがたい存在なのですが、XM Zero口座では使えないわけです。

 

ロイヤリティプログラムでXMポイントを貯め効率よく取引をしたいと考えている方であれば、スタンダード口座を利用するのも選択肢の1つといえます。

 

ロイヤリティプログラムの詳細は、XM公式サイトのプロモーションとボーナスでご確認できます。

 

CFD取引は利用できない

XM Zero口座ではCFD取引もできません。

 

CFD取引は、株価指数や農作物、レアメタルやエネルギーなどにレバレッジをかけて行う取引のことです。
FXとは異なる値動きをするため、リスクヘッジに便利なのですがXM Zero口座ではこのCFD取引も使えません。

 

ただCFD取引はFX中級者向けとされているので、海外FXに慣れていない方が無理に手を出す必要はありません。
なぜCFD取引がFX中級者向けといわれているのかというとスプレッドやロット数、取引時間などが銘柄ごとに異なるからです。

 

それでもそちらの方に興味があり利用したいと考えている方は、スタンダード口座かマイクロ口座を選びましょう。

 

XMのCFD銘柄は、XM公式HP「取引→取引商品」から銘柄ごとに確認可能です。

 

入金ボーナスがもらえない

XM Zero口座では、以下の2種類の入金ボーナスが対象外となっている為、もらうことができません。(※3,000円の口座開設ボーナスはもらえます)

対象外の2種類
・最大5万円の100%入金ボーナス
・最大45万円の20%入金ボーナス

少ない資金で取引をしたい方にとっても入金ボーナスの恩恵がないと、初期の内からロット数の多い強気なトレードもためらってしまうでしょう。

 

入金ボーナスは資金が少ないトレーダーへの救済策といえるでしょう。
またお試しに海外FXに挑戦してみようとする初心者にとっても良いサービスだと個人的に思っているので、そういった方にはXM Zero口座はあまりおすすめできません。
そのような不安がある方は入金ボーナスがもらえるスタンダード口座かマイクロ口座を使いましょう。

 

XMの入金ボーナスは、プロモーションとボーナスでご確認できます。

 

最低入金額は1万円と高め

XM Zero口座の最低入金額は1万円と他の口座と高めです。

 

スタンダード口座・マイクロ口座の最低入金額は500円。
少ない資金でFXトレードに挑戦するなら、これら2つの口座を使いましょう。

 

しかしながら海外FXで本格的に稼ぐとお考えなら、最低でも10万円は入金したいところです。
この最低入金額1万円は、大したデメリットでもないといえるでしょう

 

2021年8月22日より、XMのゼロ口座の最低入金額がスタンダード口座、マイクロ口座同様500円(5ドル)からと変更になりました。

 

XMの口座入金は口座開設後、XMTrading会員ページから入金可能です。

XM Zero口座と他の口座タイプを徹底比較

ここまでXM Zero口座のメリット・デメリットを解説してきました。

 

ただXMには3つの口座タイプがあります。
という事は他の2つとの違いを知っておきたいですよね?

 

そこでXM Zero口座と、スタンダード口座・マイクロ口座をそれぞれ比較していきます。

 

  スタンダード口座 マイクロ口座 XM Zero口座
レバレッジ 888倍 888倍 500倍
最小取引単位 1,000通貨 10通貨 1,000通貨
最大取引単位 500万通貨 10万通貨 500万通貨
1ロット通貨量 10万通貨 1,000通貨 10万通貨
最低入金額 500円 500円 10,000円 → 500円
取引手数料 無料 無料 1ロット:10ドル
発注方式 STP STP ECN
入金ボーナス あり あり なし
XMポイント あり あり なし
CFD取引 あり あり なし

※2021年8月22日より、XMのゼロ口座の最低入金額がスタンダード口座、マイクロ口座同様500円(5ドル)からと変更になりました。

 

口座タイプの比較は取引口座タイプでもできます。

 

次の項目からは、比較表でフォローしきれなかった部分を解説します。

 


XM Zero口座 と スタンダード口座の比較

XM Zero口座とスタンダード口座の違いを比較します。

  XM Zero口座 スタンダード口座
スプレッド(USD/JPY) 0.1pips 1.6pips
最大レバレッジ 500倍 888倍
取引手数料 1ロット:10ドル なし
入金ボーナス なし あり
ロイヤルティプログラム なし あり
CFD取引 なし あり

 

XM Zero口座の魅力としてスプレッドが極端に狭いことですが、入金ボーナスやロイヤリティプログラムなどのサービスは利用できません。

 

スタンダード口座はスプレッドこそ広めですが、XMの様々なサービスを利用できます。最大レバレッジが888倍なので、必要証拠金がXM Zero口座よりも少なくなります。

 

個人的にスキャルピングトレードを目的とするならXM Zero口座、デイトレードを目的とするならスタンダード口座を開設するのが良いと判断します。

 


XM Zero口座 と マイクロ口座の比較

XM Zero口座とマイクロ口座の違いを比較します。

 

この2つの口座はどちらも方向性が大きく違うため、違いも多くなります。

 

  XM Zero口座 マイクロ口座
スプレッド(USD/JPY) 0.1pips 1.6pips
最大レバレッジ 500倍 888倍
最低取引単位 1,000通貨 10通貨
最大取引単位 500万通貨 10万通貨
1ロット単位 10万通貨 1,000通貨
取引手数料 1ロット:10ドル なし
入金ボーナス なし あり
ロイヤルティプログラム なし あり
CFD取引 なし あり

 

XM Zero口座の魅力としてスプレッドが極端に狭いことですが、入金ボーナスやロイヤリティプログラムなどのサービスは利用できません。

 

マイクロ口座の特徴として、1ロット単価が1,000通貨とその他の口座と比べ極端に少ないです。

 

その差は実にスタンダード口座・XM Zero口座の100分の1となっているので、少額でトレードする方やFXトレードの練習をするのに向いているといえるでしょう。

 

スキャルピングトレードをするならXM Zero口座、少額トレードをするならマイクロ口座を開設するのが良いと判断します。

 


XM Zero口座の総合評価

ここまで、XM Zero口座の特徴とその他の口座との比較をしてきました。
以上のことから評価として挙げるのであれば

・XM Zero口座は微妙
・XMで口座開設をするならスタンダード口座の方がいいかも

このような評価と判断した理由は、ロイヤリティプログラム(XMポイント)が利用できないこと。2種類の入金ボーナスがもらえないこと。

 

特に、XMのセールスポイントでもあるロイヤルティプログラムはXMで取引を考えているのであれば、是非とも利用したいサービスであるからです。

 

それだけ、恩恵があるサービスの1つだからです。

 

しかしXM Zero口座は3つの口座タイプの中で1番スプレッドが狭く、スキャルピングトレードrと相性が良いのは事実です。

 

少額でスキャルピングトレードをやってみようと考えている方や、リアルマネーでスキャルピングトレードの練習をしてみたい方にはおすすめできます。

 

何事も、実際に取引してみないと分からない事が多いですからね。

 

XMで口座開設をしてより良い資産形成をしていきましょう。